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めざせ満点!東大漢文の勉強法と参考書リスト【過去問は簡単です】

皆さんこんにちは、東大BKKです。

「東大漢文って簡単って聞くけどホントか?」「簡単ならそれはそれで、具体的な勉強方法を教えてくれよ!」

こんな疑問、悩みに答えます。

今回は東大漢文の難易度や合格者の点数に加え、具体的な勉強方法(解く順番など)や高1、高2生がすべきことをまとめました!

記事は2分で読み終わります。この記事が皆さんのお役に立てると幸いです。

(東大対策については「【受験生必見】東大入試対策をセンターから二次まで東大生が完全解説!」で今回の内容含め、センターから二次試験、参考書、模試まで完全解説しています!)

目次

1 東大漢文の配点2 東大漢文の難易度3 東大漢文の傾向3.1 漢詩が出題される年度がある4 東大漢文の勉強法4.1 句形・句法を一通り暗記する4.2 部分点のもらえる論述の書き方を知る4.3 文章の話を一貫させる4.4 時間配分に気をつけよう4.5 解く順番4.6 基本は過去問で勉強5 東大模試との違い6 センター試験漢文と東大漢文7 東大漢文に使える参考書リスト7.1 鉄緑会東大古典問題集オススメ度★★★★★7.2 東大の古典27カ年オススメ度★★★★☆7.3 文脈で学ぶ漢文句形とキーワードオススメ度★★★★★7.4 漢文道場オススメ度★★★★☆7.5 高1、高2生向けの東大漢文対策8 まとめ東大漢文の配点

東大国語は二次試験1日目、つまり2/25日の最初の科目として受験します。

東大受験生は、センター試験は練習のようなものがあります。なので、入試会場で国語でガチガチに緊張している人があなたの周りにいるかもしれません。

1日目は合否を大きく分ける数学もあるので、非常に大切な日です。

【東大文系数学】傾向と対策を東大生が徹底解説!おすすめ参考書も◎

そんな1日目ですが、国語は文系120点満点。理系80点満点。

正式に公表されてはいないですが、現代文40点、古文30点(理系20点)、漢文30点(理系20点)、随筆20点と言われています。

文系は時間が150分なので、点数で割ると漢文に費やしていいのは35~40分。

理系は100分80点満点なので、漢文に費やしていいのは25分くらいですね。現代文が時間がかかってしまうケースがおおいので、20分くらいが理想的です。

東大漢文の難易度

結論からのべますと、東大漢文は簡単です。

文章の内容はセンター試験レベルかそれ以下。

大まかな内容を掴むだけなら、東大受験生でなくても可能です。

実際に得点開示を見てみても、合格者平均点は(筆者の予想)文系だと60以上はある気がします。

出典:https://www.zkai.co.jp/high/saigen/14bscore.pdf

↑データがありましたね。

母数が少ないので一概にはいえませんが、60/120点は確保している人がおおいので、おそらく漢文の採点も特段厳しいといったことはないでしょう。

東大漢文の傾向

基本的に散文中心です。

文系なら現代語訳問題が3問、説明問題(どういうことか、なぜか)が3問の6問構成です。

理系なら現代語訳問題が3問、説明問題(どういうことか、なぜか)が2問の5問構成。

漢詩が出題される年度がある

散文が基本の東大漢文ですが、数年に1度漢詩が出題されます。

直近で漢詩が出題されたのは2016年。

漢詩の問題は難しいものがおおい

自分の受験年度に漢詩が出てきて、問題が理解できなかったときのマインドセットとしてこれを覚えておきましょう。

実際に2016年度の漢詩はかなり難しく、受験者からもおおくの悲鳴が上がっていました。

そもそも漢文が文系なら30/440、理系は20/440です。

一定の句形句法を暗記→論述のトレーニング→過去問研究→本番

という人がおおいです。それが一番効率的な勉強なので、漢詩対策まで手が回っていない(そもそも回していない)受験生がいる現実があります。

句法集の漢詩の決まりごとだけは確認しておくと役に立つでしょう。

東大漢文の勉強法 句形・句法を一通り暗記する

さきほど紹介したように、東大漢文はどういうことかの説明問題や句形句法がダイレクトにきかれる問題が毎年あります。

この分野が手っ取り早く対策可能です。自分の持っている句形・句法集を一冊でいいです。

一冊でいいので、完璧にしましょう。漢文の句形・句法をおぼえておくことはセンター試験対策にもなるので、一石二鳥ですよ。

部分点のもらえる論述の書き方を知る

東大漢文は文章は簡単ですが、解答で細かい内容が問われているために点数の差がつきます。

細かい内容とはズバリ

主語抜け、文末表現、句形の正しい日本語訳、

などが該当します。

最後に紹介する、鉄緑会の古典過去問10年分の本を購入して採点基準を見てみましょう。かなり細部まで採点基準が設定されています。

鉄緑会の採点基準も突破するような細かな内容まで、論述するさいに注意できるようになれば点数はググッとのびてきます。

文章の話を一貫させる

これは直接の論述とは関係ないです。

しかし、もっとも重要です。

最初から最後まで文章が一貫した内容として、自分の頭の中で繋げることを意識しましょう。

「帝を説得して無罪にする流れだったのに、なんかあれ?最後に殺されてる?ん?まあいっか。」

「まあいっか」が一番危険です。話が一貫する根拠を見つけましょう。「まあいっか」で自分でストーリーを構築してもしそれが間違った内容となっていたら・・・。

かなり点数が飛んでいくでしょう。

自分の中で整理し、最初から最後まで一貫した文章に繋げましょう。

時間配分に気をつけよう

漢文は文系であれば30/120点、理系であれば20/80点。

それぞれ150分、100分の試験なので、単純計算で文系は37.5分、理系は25分の時間配分になります。

しかし、はっきり言っておくとこれは時間の取りすぎです。

東大国語は現代文に時間のかかってしまうケースがおおいので、現代文の時間は60分はとっておくべきです。 (注:個人差はあるので、この限りではありません。)

そこから導きだされる漢文の時間配分は文系が30分、理系が20分です。

解く順番

断言しますが、漢文から解くべきです。

その理由は漢文が簡単だから。

東大入試最初の科目ということで、あなたが緊張していることは間違いありません。

読みやすい漢文から解いていけば、その緊張もほぐれていい感じの状態で試験に望めます。

逆に現代文からはじめて見たときを考えてみましょう。

問題文が強烈に難しくてなかなか頭に入ってこない状態になったら最悪です。そこから国語のみならず他の科目にも悪影響を及ぼすのは間違いありません。

だから、何度もいいます。漢文から解き始めましょう。入試のいい入り方ができる確率が最も高いから。

基本は過去問で勉強

漢文の配点は文系理系の順で30/440、20/440です。

これにおおくの時間をかけるのは間違っていることはあなたも分かってくれると思います。

なので東大専用の漢文対策としましては、過去問10年分でOKです。過去問10年を2周くらいするのが一般的です。

そして東大古典に関しては鉄緑会から10年分の過去問がでています。これを使う理由は以下になります。

解答に到るまでのプロセスがこと細かに書かれていること採点基準が細かく、自己採点がやりやすいこと10年分というちょうどいい分量鉄緑会という圧倒的ブランド

↑これ。2019年度版ですね。

デメリットとして、値段が高いこと、書店ではあまり見かけないことがあります。

値段については、親と交渉してください。

書店にない場合はAmazonから購入するのが手っ取り早いですね。

【Amazonで鉄緑会東大古典問題集を見てみる】 (Amazonの紹介ページに飛びます)

東大模試との違い

東大漢文と東大模試ですが、大きな違いはありません。

東大模試の漢文も比較的平易で読みやすい文章がおおく、点数がのびやすい分野です。

各予備校でも特段主張しておくべき差はないです。

東大模試の判定と難易度を現役東大生が比較!あの冠模試の判定はウソ?

センター試験漢文と東大漢文

東大二次試験はセンター試験と関係性が薄い科目がおおいですが、漢文に関しましては類似性があります。

文章のレベル問われる句形・句法

文章レベルですが、センター試験のほうが難しいこともあるくらいです。 (気になる人はとにかく東大の漢文の問題を1つ見てみましょう)

センターの最初の問1でとわれる句法・句形の問題も東大漢文の設問1と同じレベルです。

ここから言えるのはセンター試験漢文の対策が東大漢文の対策に繋がる、ということ。東大漢文の対策で過去問以外に何をやろうか迷っている人は、センター試験の過去問をやりましょう。

東大漢文に使える参考書リスト鉄緑会東大古典問題集オススメ度★★★★★

さきほど紹介した、鉄緑会の過去問です。

全体の点数とかける時間を考えると漢文のみならず、古文に関してもこの本1冊だけで十分です。

東大の古典27カ年オススメ度★★★★☆

赤本です。

なんども言いますが、鉄緑会の過去問を解き終わった人向けです。

浪人生などは赤本を使用するのもありです。ただ2000年以前は現在と傾向が違っているので、特段解く必要はありません。

文脈で学ぶ漢文句形とキーワードオススメ度★★★★★

漢文句形とキーワード、一冊で東大漢文、ならびにセンター試験漢文に必要な句形と句法、そして漢文知識は習得できます。

コンパクトサイズなので、電車などでも見ることができるのでオススメです。

当たり前ですが、こういう類の単語集などは何周もするのが大前提です。

漢文道場オススメ度★★★★☆

「まだ自分には過去問研究は早いよ・・・・」

という人向けです。

論述の書き方などの解説も優れていて、数少ない優良漢文参考書です。

過去問をとくまえの高3前半、基礎を固める時期に1周するのがオススメです。

高1、高2生向けの東大漢文対策

高1、高2生で優秀な人は、一度東大漢文の過去問を解いてみるといいでしょう。

「自分でもできる!!」とか「論述は微妙だけど、自分でも文章の内容が理解できる!」

という感想をもつ人がいると思います。

そんな人たちは、漢文の勉強に時間を割くのはもったいないので他の自分の苦手教科の克服に努めるべきだと言えます。

そうでない人たちは、「漢文句形とキーワード」の単語集や「漢文道場」などの問題集を解いたり、高校の漢文の授業を真面目にうけるといったことを心がけましょう。

まとめ

東大漢文は簡単です。

全体の入試の得点を上げることから逆算すると、深追いは禁物です。

計画的な勉強計画作成を心がけましょう。

東大対策については「【受験生必見】東大入試対策をセンターから二次まで東大生が完全解説!」で今回の内容含め、センターから二次試験、参考書、模試まで完全解説しています!

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